みやわきろく

団地でのびのびひとりぐらし

読んだ本(2021年4月)

記録も兼ねて4月に読んだ本を紹介します。
4月は試験勉強と引っ越しが重なっていたのであまり読めず。年100冊が目標なので5月からはもっと冊数を増やしていきたいなあ〜

4月に読んだ本

そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)

そして、バトンは渡された (文春文庫)

そして、バトンは渡された (文春文庫)

この本、1月に買ったらしいんだけど(Amazonの購入履歴より)読み終わるまでに3ヶ月もかかってしまった…
なかなか読み進められなかった理由は試験勉強以外にもある。

主人公の優子は何度も親の離婚・再婚を体験し、3人の父親とふたりの母親をもつことになったのだが、彼女はそのすべての親から溢れんばかりの愛情を注がれている。周りは「親が離婚するなんて…大変でしょう」などと言ったりするが本人としては大変という意識はなかったりする。
彼女自身も、すべての親が自分に愛情を注いでいるのだとわかっている。

そんな優子の状況がわたしとあまりにも正反対すぎて、フィクションだとわかっていても彼女に嫉妬してしまった。
「あんたはいいよね」
「わたしなんか父親も母親もひとりしかいないのに、愛されたなんて思ったことないよ」
本文を読み進めて、彼女の過去、これまでの親たちの過去が明らかになればなるほど、わたしの中にある醜い嫉妬心が顔を出してしまう。
それがどうにも嫌でなかなか続きを読む気になれず、そんなに長い話でもないのにだらだらと読み進めることになってしまった。

瀬尾まいこさんの作品には食をテーマにしたものが多く、他の作品もいくつか読んだことがあるのだがこの本だけはどうしても好きになれなかった。
原因はわたしの心が死んでいることにあるので、作品に罪はないことを強調しておきます。
あるいは読む時期を間違えたということかもしれない。今はまだ親の毒が抜けきってないし、恨みつらみを消化し切れていないという感覚もある。そういったものがすべて抜けきってから読むべき作品だったような気がする。

しばらくの間は親子の話を選ぶのは控えようと思う…

壇蜜日記 / 壇蜜日記2(壇蜜)

壇蜜日記 (文春文庫)

壇蜜日記 (文春文庫)

  • 作者:壇蜜
  • 発売日: 2014/10/10
  • メディア: Kindle版

壇蜜日記2 (文春文庫)

壇蜜日記2 (文春文庫)

  • 作者:壇蜜
  • 発売日: 2015/09/18
  • メディア: Kindle版
Kindle Unlimitedで読み放題になっていた*1もの。
本当にただの日記なんだけど、ご自身のことを「消えたオバサン」「だらしない中年女」と表現していたり(あんなに素敵な女性なのに!)、「今日も昼まで寝てしまった」と怠惰な生活を暴露されていたりと、「あんなに美しい女性なんだからさぞかし素敵な生活を送られているのだろうなあ」というイメージを覆す日記になっている。これは決して悪い評価ではない。

わたしたち一般人はテレビに出演しているような人たちに触れると「あの人たちは住む世界が違うから」と思ってしまいがちだ。だからこそSNSでの芸能人に対する誹謗中傷が後を絶たないのかもしれない。「あいつらは自分たちと違う世界の人間だから攻撃してもいい」と感じてしまうのだろうか。

しかしこの日記を読んでみればわかる。テレビに出演している人だからといって、何も特別な人間だというわけではない。わたしたちと同じ世界を生き、同じように生活し、同じような感情を抱いている。
そんな当たり前のことをもう一度思い出させてくれる、そんな日記だった。

おまけ:漫画

読んだ本が3冊しかなかったので、番外編として読んだ漫画を紹介。

快感フレーズ(新條まゆ)

快感フレーズ 1巻

快感フレーズ 1巻

  • 作者:新條まゆ
  • 発売日: 2021/04/01
  • メディア: Kindle版
Kindle Unlimitedで読み放題になっていたのであまりにも懐かしくなって一気に読んでしまった。こちらは4月追加分なのでまだ読み放題になってます。

90年代を生きたバンギャル全員この作品に何かしら触れたことがあるんじゃないか?と思っているんだがどうだろう。
その当時に漫画を読んだかどうかまでちょっと思い出せないんだけど、今読んでみると咲夜のハチャメチャっぷりが際立ってしまってもはやギャグ漫画だった。笑

例えば…
・17歳なのに車を乗り回す(もちろん無免許)
・17歳なのに数々の女を抱いてきた*2
・17歳なのに飲酒、喫煙
・↑その上主人公(17歳)に酒を飲ませ潰そうとする
……などなど。今なら発表前に引っかかってたくさん修正されていたと思う。寛容な時代だったんですなあ〜〜

恋愛漫画としては展開がベッタベタなので読んでてドキドキするとかは全くないんだけど(笑)、当時を懐かしみつつ、ハチャメチャぶりに爆笑しつつ、で楽しみながら読んでました。
こういうのって漫画喫茶とか行って無性に読みたくなるよね。なんででしょうね。

*1:現在は読み放題対象から外れています

*2:これはむしろ女の方が捕まるかもだし断れよ!!って思った。笑